プライバシー
同意、その他の該当するフラグおよびデータAPI
AppLovin SDKのご利用にあたり、適用されるプライバシー規制に準拠する責任を負うものとします。 個人を特定できる情報を収集および/または送信する場合、これらのデータを保護し、管理する責任を負います。
お客様(およびパブリッシャー様)は、同意値およびその他の該当するフラグを正しく収集し、AppLovinに提供することにすべての責任を負うものとします。 これは、独自の同意メカニズムまたはサードパーティAPIを使用する場合の両方に当てはまります。MAXは、該当する同意データとその他の該当するフラグをAppLovinにパスするためのAPIを提供します。
ベストプラクティス:
- 法的助言は別途お求めください。 本ドキュメントのいかなる内容も、法的助言として依拠すべきものではありません。
- パブリッシャー向けAppLovinポリシー、 AppLovinのプライバシーポリシーおよびAppLovinのintegration guidesをご参照ください。
- プライバシーポリシーに、データを収集するサードパーティとしてAppLovinを記載してください。そのプライバシーポリシーには、AppLovinへのリンクを含めるようにしてください。
このフレームワークは、以下のコンプライアンスを促進するものです。
- EU一般データ保護規則(GDPR)および同様の効果を持つ法律
- 米国の特定の州にまたがるプライバシー要件
- GDPR、COPPA、App Storeポリシーに基づくデータの制限
ただし、同意およびプライバシーに関する要件はこれらにとどまらない場合があります。ユーザーの管轄地域に基づき、適切に適用してください。
GDPRおよびその他の地域における同意や該当フラグ
AppLovin SDKを使用する際、AppLovinは特定の同意値やその他の該当するフラグを正しく設定し、それらをAppLovinに送信することを求めています。 お客様は、これらの値とフラグを正しく収集し、送信するすべての責任を負うものとします。 これは、独自の同意メカニズムまたはサードパーティAPIを使用する場合の両方に当てはまります。
これらのフラグのいくつかは、特定の地域のユーザーが、インタレストベース広告のために個人データを収集および使用することに対してオプトイン同意を提供したかどうかを示します。 これらの地域には、欧州連合、欧州経済地域、英国、スイスが含まれます。
もう1つのフラグは、米国の特定の州のユーザーが情報の販売をオプトアウトしたかどうかを示します。
AppLovin SDKを初期化すると、 SDKは「Privacy States」フィールドに設定した値をログに記録します。 これらのフィールドは「Age Restricted User」、「Has User Consent」、「Do Not Sell」を含みます。 AppLovin SDKは初期化時にこれらのフィールドの値を記録するため、AppLovin SDKを初期化する前にこれらの値を設定する必要があります。 これにより、フィールドが正しく設定されるようになります。 設定が正しいかどうかはMediation Debuggerを参照するか、またはログ内の「Privacy States」セクションを確認してください。
ユーザーがインタレストベース広告に同意した場合、それに応じてユーザー同意フラグを設定し、AppLovin SDKを初期化して広告のリクエストを開始します。 特定のユーザーの同意値を設定した後も、AppLovinはアプリのライフタイムまたはユーザーがインタレストベース広告への同意を取り消すまで、その値を尊重します。
ユーザーがインタレストベース広告に同意しなかった場合、それに応じてユーザー同意フラグを設定し、AppLovin SDKを初期化して広告のリクエストを開始します。 ユーザーの同意値を設定した後も、AppLovinはアプリのライフタイムまたはユーザーがインタレストベース広告に同意するまで、その値を尊重します。
同意フラグを正しく設定したことを確認してください。 同意フラグが正しく設定されている場合、ログ(「Privacy States」のセクション)に表示される「Has Uer Consent」の値は「true」または「false」のいずれかになります。 また、Mediation Debuggerでも同意フラグの値を確認できます。 上記のとおり、同意値の設定後、AppLovinはアプリケーションのライフタイムまたは同意値が変更されるまで、その値を尊重します。
AppLovin MAXは、サポートされているメディエーションパートナーの代わりに同意値の処理をサポートします。 MAXはアダプターを介してこれらの同意値を共有します。 これを行うには、GDPRに対応したネットワークSDKを使用する必要があります。 パートナーのどのSDKバージョンがGDPRをサポートしているかについては、ネットワークパートナーにご相談ください。
AppLovin MAXは、Meta, Inc.に代わって同意値の処理をサポートしていません。 GDPRに準拠するためにMetaがどのようなサポートを提供しているかについては、Metaに直接お問い合わせください。
AppLovinの利用規約およびパブリッシャー向けポリシーに記載されている通り、AppLovinに対して子供のデータを提供したり、第三者を通じてその情報を提供させたりすることはできません。 SDKバージョン13.0.0以降では、適用法で定義される「子供」に関連して、AppLovin SDKを初期化または使用したり、その他の方法でAppLovinサービスを使用することはできません。詳細については、以下の「児童データの提供禁止、または児童または児童専用アプリにおけるサービス利用の禁止」の項目を参照してください。
TCF v2同意
ユーザー同意フローにIAB TCF v2(透明性と同意に関するフレームワーク)に準拠するCMPを実装する場合、MAXは以下の方法でTCF v2の文字列をネットワークに送信します。
- Amazon、BidMachine (Android)、Google、inMobi、Ogury、Smaato、VerveおよびYSO Network
- これらのSDKは、
NSUserDefaults
またはSharedPreferences
からTCF v2の同意文字列を読み取ります。 これを実現するために追加で設定する必要はありません。 - BidMachine(iOS)およびDT Exchange(バージョン8.2.7.0)以降
- MAX SDKは、TCF v2の同意文字列をアダプター経由で各ネットワークに送信します。 個々のネットワークアダプターの変更ログに、互換性のあるアダプターとSDKのバージョンが表示されます。 詳細については、ネットワークパートナーにお問い合わせください。
- DT Exchange(8.2.7.0以前のバージョン)
- MAX SDKが、TCF v2の同意文字列の同意ステータスを確認します。 その後、アダプターを介して同意ステータスをネットワークにパスします。
- AppLovin、Chartboost、 ironSource 、Liftoff Monetize、LINEおよびUnity Ads
- CMPとしてGoogle UMPを使用する場合、MAX SDKはGoogle UMPの追加同意(Additional Consent)モードを活用します。 MAXは同意ステータスを追加同意(AC)文字列で変換し、アダプターを介して各ネットワークに送信します。 CMPとしてGoogle UMPを使用していない場合は、CMPプロバイダーに問い合わせ、ネットワークに同意ステータスを送信する方法をご確認ください。
- Meta Audience Network
- CMPとしてGoogle UMPを使用している場合、追加同意の技術仕様の手順に従って同意ステータスを確認できます。 次に、同意ステータスをSDKに転送します。 具体的な手順については、“Meta Audience Network Data Processing Options”をご覧ください。 CMPとしてGoogle UMPを使用していない場合は、Meta Audience Networkに同意ステータスを送信する方法をCMPプロバイダーにお問い合わせください。
- Mintegral
- アダプターバージョン 16.5.71.0 (Android)/7.5.1.0.0 (iOS) あるいはそれ以降の場合、SDKは
NSUserDefaults
またはSharedPreferences
からTCF v2の同意文字列を自動的に読み取ります。 他のバージョンのアダプターでは、MAX SDKはTCF v2文字列の同意ステータスを確認し、アダプターを介してネットワークにその同意ステータスをパスします。 - MobileFuse
- アダプターバージョン1.8.0.1 (Android/iOS) 以降では、MobileFuseはGDPR地域で収益化を行わないため、MAX SDKはTCF v2の同意文字列を送信しません。 詳細については、MobileFuseのプライバシーとコンプライアンスポリシーを参照してください。
- カスタムネットワークおよびTCF v2に準拠していないネットワーク
- これらのネットワークは、ウォーターフォールの最終階層に含まれます。 しかし、MAXはアダプターを介してこれらのユーザーに同意フラグをパスしません。
児童データの提供禁止、または児童または児童専用アプリにおけるサービス利用の禁止
AppLovinの利用規約およびパブリッシャー向けポリシーで説明されているように、 AppLovinに対して子供のデータを提供したり、第三者を通じてその情報を提供させたりすることはできません。 SDKバージョン13.0.0以降、適用される法律で定義される「子供」に関連して、AppLovin SDKをいかなる方法でも初期化または使用することや、AppLovinサービスを利用することはできません。例えば、混合オーディエンスアプリや「みんなの」アプリ、すなわちユーザーに子供が含まれるアプリで、アプリの特定のユーザーが「子供」の対象となる場合、AppLovin SDKを初期化または使用することはできません。
これらの要件に従い、Android/iOS SDKバージョン13.0.0以降では、ユーザーが「子供」に該当する場合、SDKを初期化または使用することができないため、setIsAgeRestrictedUser
のサポートを終了します。AppLovinのポリシーに準拠するために、アプリを最新のSDKにアップデートしてください。
また、子供向けのみに設計されたアプリまたは子供向けのアプリでAppLovinのサービスを使用することはできません。例えば、iOSの「子ども向け」カテゴリーのアプリや、子供をターゲットにし、Google Playの「ファミリー向けの広告と収益化に関するポリシー」の要件を遵守する必要があるアプリでは、AppLovinサービスを一切使用することはできません。AppLovinは、子供から個人情報を意図的に収集したり、子供に広告を配信したりすることはありません。
以下の表に、追加の例を示します。
アプリカテゴリー | 必要な対応 |
---|---|
iOSの「子ども向け」カテゴリーにあるアプリなど、子供向けアプリ | AppLovinサービスを一切使用することはできません。 |
「子供」を含むさまざまな年齢のユーザーを含むオーディエンス向けアプリ | 適用法に基づく「子供」の対象となるユーザーに対して、AppLovin SDKを初期化したり、AppLovinのサービスを使用したりすることはできません。 |
一般のオーディエンス向けのアプリ | 適用法に基づく「子供」の対象となるユーザーに対して、AppLovin SDKを初期化したり、AppLovinのサービスを使用したりすることはできません。 |
13.0.0以前のSDKバージョンの場合、適用法で定義される「子供」の対象となるかどうかを記載する必要があります。これは、COPPA、GDPR、年齢に関連するその他の要件、およびApple App StoreおよびGoogle Play ストアのポリシーに準拠するために必要です。ユーザーが適用法で「子供」の対象となる場合は、AppLovin SDKを初期化または使用する前に、年齢制限のあるユーザーとしてフラグを次のように設定してください。
ユーザーが適用法により「子供」の対象に該当しない場合は、AppLovin SDKを初期化または使用する前に、年齢制限のあるユーザーフラグをこのように設定してください。
AppLovinでは、年齢に関連するフラグが正しく設定されているかどうかを確認することを推奨しています。 その確認はMediation Debuggerで行えます。 もしくは、ログ内の「Privacy States」とマークされたセクションで確認してください。
上記のとおりSDKバージョン13.0.0以降は、適用法で定義される「子供」に関連して、AppLovin SDKをいかなる方法でも初期化または使用することや、AppLovinサービスを利用することはできず、年齢制限のユーザーフラグはサポートされなくなります。 さらに、AppLovinは意図的に子供から個人情報を収集したり、子供に広告を配信したりすることはなく、子供向けに特化して設計されたアプリや、子供のみを対象としたアプリに関連してAppLovinサービスを使用することはできません。
複数の州の消費者プライバシー法
米国の州法では、お客様が「個人情報の販売または共有を許可しない」リンクをユーザーに表示するか、ユーザーがインタレストベース広告をオプトアウトするためのその他のオプションを提供することが義務付けられる場合があります。 こうしたユーザーは、インタレストベース広告、およびインタレストベース広告を目的とした個人情報の販売または共有の両方をオプトアウトすることができます。 これらの州のユーザーに対して、この方法でオプトアウトするかどうかを示すフラグを設定する必要があります。 ユーザーがこのような方法でオプトアウトしない場合、AppLovin SDKを初期化または使用する前に、次の方法でdo-not-sellフラグを設定してください。
ユーザーがインタレストベース広告をオプトアウトする場合、次の方法でdo-not-sellフラグを設定してください。
AppLovin MAXは、一部のメディエーションパートナーに代わりオプトアウト値を処理するサポートをします。 MAXはアダプターを介してこれらの値を共有します。 これは、サポートされているネットワークSDKを使用している場合にのみ機能します。 ネットワークパートナーと正しいSDKバージョンについてご相談ください。
MAXがオプトアウト値の処理をサポートしていないネットワークが一部あります。 この場合は、ネットワークパートナーと作業を実施していただく必要があります。
カリフォルニア州のユーザー向けのMeta Audience Networkデータ処理オプション
Meta Audience Networkの「Limited Data Use”」フラグを実装する方法については、Meta for Developmentのドキュメントをご覧ください。
Google Play ファミリーポリシー(Android)
このセクションは、Google Play ファミリーポリシーの更新に関するものです。 Google Playファミリーポリシーは、AppLovin SDKを初期化または使用できるかどうかに影響します。 詳細はGoogle Playのポリシーセンターをご覧ください。
このポリシーが適用されるのは誰ですか?
Googleによると、アプリ内で広告を配信しており、ターゲットオーディエンスに子供だけが含まれる場合は、ファミリー向け自己認定広告SDKのみを使用する必要があります。 /9900633/?sjid=4660822843944323705-NC).
アプリのターゲットオーディエンスに子供と大人の両方のユーザーが含まれる場合、Google Play ファミリーポリシーに準拠する必要があります。 また、子供に表示される広告は、ファミリー向け自己認定広告SDKからのみ提供される必要があります。
これは、AppLovin SDKおよびMAX の使用方法にどのような影響を与えますか?
AppLovinの利用規約およびパブリッシャー向けポリシーで説明されているように、AppLovinに対して子供のデータを提供したり、第三者を通じてその情報を提供させたりすることはできません。 また、子供向けに特化して設計されたアプリや、子供のみを対象としたアプリではAppLovinサービスを使用することはできません。 AppLovinは、子供から個人情報を意図的に収集したり、子供に広告を配信したりすることはありません。
上記のとおりSDKバージョン13.0.0以降は、適用法で定義される「子供」に関連して、AppLovin SDKをいかなる方法でも初期化または使用することや、AppLovinサービスを利用することはできません。
混合オーディエンスアプリや「みんなの」アプリ、すなわちユーザーに子供が含まれるアプリで、アプリの特定のユーザーが「子供」である場合、AppLovin SDKを初期化または使用することはできません。
要件
- アプリが主に13歳未満の子供向けに設計されている場合:
- Google Playでは、Designed for Families プログラムに参加し、ファミリー向け自己認定広告SDKからのみ広告を表示することが求められます。
- Google Playのファミリーポリシーの要件に準拠する必要があります。
- 子供のみを対象としたアプリでは、いかなる形でもAppLovinのサービスを使用することはできません。 AppLovinの利用規約をご覧ください。
- 子供を含むすべてのユーザーを対象としたアプリの場合:
- Google Playのファミリーポリシーの要件に準拠する必要があります。
- アプリを使用する特定のユーザーが「子供」として見なされる場合、AppLovin SDKを初期化したり使用したりすることはできません。 詳細については、上記の「児童データの提供禁止、または児童または児童専用アプリにおけるサービス利用の禁止」を参照してください。
- アプリが子供向けではない場合:
- その場合も、Google Play 開発者プログラムポリシーおよびデベロッパー販売 / 配布契約に記載された要件を満たす必要があります。
- アプリを使用する特定のユーザーが「子供」として見なされる場合、AppLovin SDKを初期化したり使用したりすることはできません。詳細については、上記の「児童データの提供禁止、または児童または児童専用アプリにおけるサービス利用の禁止」を参照してください。
ファミリーポリシーについての詳細や、アプリのターゲットオーディエンスを判断するためのヒントを含め、Google Play のポリシーセンターをご確認ください。